徳島県経営品質賞

08月09日

■徳島県経営品質賞とは

「徳島県経営品質賞」は、自己革新を通じて顧客にとっての価値を追求しつづける経営である「顧客価値経営」を有する企業・組織を表彰し、県内企業・組織への経営品質向上プログラムの普及を図るとともに経営品質の向上を支援することにより、県内企業・組織の競争力を強化することを目的として、公益財団法人とくしま産業振興機構が平成１６年度に創設した賞制度です。

■表彰基準

審査チームによる審査、判定委員会、徳島県経営品質賞委員会を経て、その年の受賞組織が決定します。
一定基準以上のレベルに加え、顧客価値経営を目指す組織の範としてふさわしいモデルとして認められることが受賞の条件となります。

■審査方法

審査は、「顧客価値経営ガイドライン」及び「日本経営品質賞申請・審査ガイドブック」に基づいて行います。

また、徳島県経営品質賞の審査は、顧客価値経営の普及と経営革新の支援を使命とし、日本経営品質協議会での審査員育成研修で研鑽と選抜を受けた審査員によって行われます。審査員はいずれも経営の各分野で専門的な経験を積んだ実務家であり、申請組織ごとに３名程度の審査員による審査チームを編成します。審査では、経験の異なる実務家の多様な意見の交換、話し合いを通じて、申請組織の顧客価値経営に向けたイノベーティブな組織への変革に役立つ評価レポートの作成を行います。その後、申請組織へ「評価レポート」をフィードバックします。

■組織構成

組織構成

（１）徳島県経営品質賞委員会
徳島県経営品質賞委員会は、徳島県経営品質賞全体における最高意思決定機関です。当委員会は、日本経営品質賞各賞表彰組織の決定・発表、表彰をはじめ、審査基準や審査プロセスの妥当性、審査員の選考など、日本経営品質賞に関するあらゆる面を審議、検討、決定します。

（２）判定委員会
判定委員会は、経営者、学識者などにより構成しています。審査チームからの報告を受け、専門的な見地からアドバイスするとともに、日本経営品質賞各賞表彰組織の候補を徳島県経営品質賞委員会に推薦します。

（３）審査チーム
審査チームは、顧客価値経営ガイドラインに精通する専門家を選定します。具体的には、申請組織の業種、業務内容、審査員の経験と専門性などを勘案して１名のチームリーダー、２～４名の審査員を徳島県経営品質賞委員会事務局が決定します。審査員は、申請組織より提出された申請書類を十分に読み込み、申請組織とのコミュニケーションを含めた審査で確認を行い、チームとして顧客価値経営の実現やありたい姿に向けた変革を促進するための評価レポートを作成します。また、申請組織の活動内容が、徳島県経営品質賞にふさわしいかどうかをもとに検討し、表彰組織候補を判定委員会に推薦します。徳島県経営品質賞の審査員は、以下の倫理規定・機密原則を遵守します。これに反する行為を行った場合には、徳島県経営品質賞主催の活動への参加が認められなくなります。