資金繰りイメージ
資金繰りの基本的考え方は、「入金−出金=運転資金(手元資金)増」といった式で表されます。いざ開業してみると、売上は見込みより少なく、入金は遅れ、支払は見込みより多く、早く出金されるのが現実です。
「勘定合って銭足らず」というように、いくら利益が上がっても、資金が尽きれば「黒字倒産」となります。
倒産事例の多くはドンブリ勘定によるものです。資金繰り計画は、開業後も経営の重要な柱となるので、しっかりとした検討が必要です。

計画のポイント

資金繰り計画の留意点

「売上」=「入金」ではありません

掛売りなどのように、売上が計上されても、実際に入金されなければ手元資金は増えません。

逆に、前受金、預り保証金などのように、売上に計上されなくても、実際に入金されれば手元資金は増えます 。

「売上原価・経費」=「出金」ではありません

10万円以上の資産の購入、工事の支払や手付金の支払などのように、売上原価・経費に計上されなくても、実際に出金されれば手元資金は減り、減価償却費などのように売上原価・経費に計上されても、出金されなければ手元資金は減りません。

科目 第1期 第2期 第3期
売上(1)
原価(2)
粗利益(3)《(1)-(2)》
販売管理費(4)
営業利益 (5) 《(3)-(4)》
前期余裕金(6)
売掛債権の発生(7)
未収金の発生(8)
買掛債権支払い(9)
買掛債権の発生(10)
未払い金の発生(11)
売掛債権回収(12)
余裕金(13)《(5)+(6)-(7)-(8)-(9)+(10)+(11)+(12)》
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