とくしま産業バーチャル見本市

精密部品の研削工程で発生する磁性体スラッジを、循環使用されているクーラントから分離除去する装置です。特に、微細スラッジが多いクーラントの浄化に有効であり、浄化機能とタンクを一体化したことで、スラッジの堆積を防ぎます。発生したスラッジを全部排出するので液の劣化・腐敗防止になり、フィルターなどの消耗品を使用しません。　◎ 分離機能：「急速沈降分離方式」　スラッジである鋼鉄の磁化しやすく、かつ消磁しにくいという特性を利用して、クーラントタンクの磁化機構により、液中に浮遊している微細スラッジを瞬時に磁化する。残留磁気によりスラッジ自体が磁石となり互いに吸着しあって凝集する。磁化・凝集したスラッジは、単位質量当りの表面積が縮小し、クーラントからの抗力が低下するためスラッジは急速に沈降しタンク底部に沈殿する。　◎ 導入効果：　1.メンテナンス作業は不要　2.クーラントの劣化・腐敗を防止　3.ランニングコストの軽減

鋼鉄を熱した時に表面から剥離して発生するスケール（黒色酸化鉄）を、循環使用されている冷却水から効率よく（95％～99％）分離・排出する装置です。これまで有効な処理方法がなく、配管系統及びタンク等に堆積していた。これら多くの問題を解決するために開発した「SC-F型」は、大きな形状のスケールから破砕して微細になったスケールも同時に処理することが出来ます。　◎ 分離機能：「急速沈降分離方式」　※ 上記スラッジカット参考　適用効果：製鉄・圧延・熱処理・鍛造で使用する冷却水に混入したスケールの分離除去に最適　◎ 導入効果：　浄化性能を維持するために必要なメンテナンス作業は不要　発生したスケールを常時排出して冷却液の腐敗防止　濾過材等の消耗品を使用しないので、廃材も発生せずランニングコストを軽減